経営者は孤独です。これはあなたも納得するのではないでしょうか?
すべてが自分の責任になり、会社や社員を守るために日々、行動し続けなくてはいけません。
しかし、頭では分かっていても心や身体が追いつかない事もあるはずです。
自分の思い通りに行動できない事はストレスになりさらに行動ができなくなる危険性もあります。
今回は私の経験や周りの優れた経営者から学んだ、行動できない時に行動できるようになるための方法や考え方をご紹介します。
毎日のタスクを決め行動する
行動ができないときにお勧めなのが「毎日やるタスク」をきちんと考えたうえでを決めるという事です。
特に「毎日やる」事を決めることによって、迷いなく行動につなげる事ができます。シンプルに行動するだけの状態になります。
しかし、経営者として考えなくてはいけないのはそのタスクが会社の利益や経営者としての成長に繋がるものではなければならないという事です。
ですから「管理のための管理」などはすべきではなく、きちんと目に見えるものをタスクにすべきです。
そうする事で行動のその先がイメージできるようになります。そのためにはタスクを細分化する必要がある事に気づくはずです。
細分化ししていくことによって、今日無理なく達成できることを一つ一つ取り組んでいくことができますし、進捗具合も自己管理し易くなります。
例えば、会社の情報発信としてSNSやブログなどで見込み客を集めていく事を考えた時には、いきなりそれだけのアクセスを集める事はできませんが継続して情報発信する方法を考えタスクにする事が必要になります。
そのようにタスクを継続すれば1年後にはアクセスが集まる状態にできるといったことをイメージできればさらに良い状態が期待できます。
得たい状態をイメージして細分化したタスクのそれぞれのゴールを設定するのが大切になります。
行動ができない理由を潰していく
経営者として行動するタスクを考えた時に、現在の自分と比較して難易度が高かったり、スキル不足で行動できない事も出てくるはずです。
そんな時は「なぜ行動ができないのか?」という理由を明確にすると問題解決につながり、行動し易くなります。
行動できない理由というとネガティブなイメージをもつ方もいるかもしれません。
しかし、それは考え方としてはチェックシートのようなもので、明確化して今度はそれが出来るようになるためのマップになります。
行動できない理由が明確化していないと、メンタルに逃げてしまい結局、行動できない原因か分からなくなります。
一歩引いた位置から自分自身がどのようなことを考えているのか、どんな状態になりたいのかといったことを考えるようにしましよう!
使う時間をあらかじめ設置する
行動をするためには、タスクを決めると同時に、それ以上に大事になってくるのは、時間を決めることです。
やることをいつまでにやらなければいけないのか?という期限を決める事で行動に対して確保する時間も明確になります。
正直、結局時間を決めなければ人はズルズルと時間を浪費してしまいます。結局、行動するけど結果に繋がらないという生産性のないものになってしまいます。
ついつい、行動ができる人は意志が元々強いから出来るんだという考えをもちがちですが、これまで出会った優れた経営者は、期限を切る事で効率化を加速させていました。
また、期限を決めて、細分化したタスクをこなすのは意外に楽しいものです。特に手帳などでタスク管理をしていると視覚的にも楽しくなります。
そうすると、本来は大変だったり辛い事もだんだん楽しくこなせるようになります。
ビジネスではありませんが、自分の過去を思い返すと、学生時代のサッカーの部活は、練習をしていくことがとても苦しかったです。
毎日毎日、走り込んで、ボールを触って自分の技術を磨いていくことをやっていたのですが、うまくできなかったり、結果が出なかったりする中でも、それでも毎日やるべきことをやっていきました。
しかし、ある日、自分のプレイが上手くなったり、スタミナがついた事を実感できた瞬間がありました。それからは苦しい単調な練習も楽しくなりました。
ビジネスなので経営者の自分自身が熱中しているという状態はきっと楽しさも感じているはずです。
行動する事は本当に大切な事です!
まとめ
行動ができない人の考え方は、行動ができないというよりは、行動をしないための理由を自分で勝手に作っていることがほとんどです。
だからこそ行動ができないという後ろ向きの考え方ではなくて「どうやったら行動ができるのか?」逆の発送をもつ事が大切です。
そのためには自分自身の感情と向き合う時間を作るように考えてみてください。
一瞬、時間の浪費に感じるかもしれませんが、これは第二領域の時間なので経営者には絶対に必要な時間と割り切りましょう。
今回は経営者として行動していくための考え方や方法を書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。