日本のGDPの6割以上を中小企業が占めるなど、日本経済を支える重要な役割を果たしています。
一方で、人口減少やIT化の進展など経営環境の変化に直面する中小企業も多く見られます。
そこで私なりの、中小企業がサービス業を中心にさらなる成長を遂げるための3つの方法を提案したいと思います。
IT技術を駆使したビジネスモデルの転換
以前は大企業しか導入できなかったERPやクラウドサービスが、近年では中小企業でも低コストで利用できるようになりました。
こうしたITを活用することで、在庫管理の精度向上や営業活動の効率化を実現できます。
ある商社はクラウド型倉庫管理システムを導入することで、在庫切れを5%まで減らすなどの成果を出しています。
IT技術を使うのに以前よりもコストがかからなくなりました。特にAI技術も中小企業でも気軽に活用できる程度のコストで可能です。
特にAI活用で人材を減らせる部分やより効率的に運用できる事もあるので積極的にIT化やAI活用を進めていきたいところです。
ECサイトやSNSを駆使した販路開拓
インターネットを通じたECサイト構築やSNS運用により、地理的制約を超えた新規顧客獲得が期待できます。
今では、地方の無名のショップがインスタグラムでメニューの魅力を発信することでリピート客を増やし、新規客を獲得しているのは珍しい事ではなくなりました。
業種を問わずデジタル技術を使ったプロモーションが可能になっています。
以前は広告会社と組まなければできなかった規模のプロモーションも自社で可能です。
弊社でも承っておりますのでお気軽にお声かけ下さい!
大企業や異業種との協業による新事業展開
大企業は中小企業の柔軟性やアイデアを必要としています。
その一方で、中小企業も大企業のブランド力や資金、ノウハウを活用したいと考えています。
異業種同士のコラボレーションからもイノベーションが生まれます。食品メーカーとITベンチャーが協力し、栄養管理アプリを開発した事例があります。
時代の変化に対応するためには、外部人材の起用や社員教育といった「人」への投資と、新規事業への「資金」確保も欠かせません。
中小企業が柔軟性とスピード感を武器に、持続的成長を遂げていくことが必要です。
このような協業の機会を創出するのも経営者の大切な仕事になります。
商工会や金融機関の紹介などのリアルでの活動に合わせて経営者のマッチングアプリやSNSなど多岐にわたる機会が目の前にあります。
あなたはこれからも協業から目を背けますか?
まとめ
今回はパラダイムシフト的な3つの提案をしましたがより現実的に会社を元気にする方法があります。
それは外部人材の活用です。フリーランスと上手く協力する事で会社が変わります。
経営者としては社会保険のコストなども考えなくて済むうえに経験とスキルをもつフリーランスの活用はメリットが多いです。
会社を元気にするにはたくさんの方法がある!という事を是非、知っておいて下さい。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。