ビジネスをしているとどんどん複雑になってきて、何をどう取り組んでいいのか分からなくなってきます。これは自分もそうだし、人へ伝えるときも同じことになります。複雑であればあるほどわかりにくくなるので、分からないということは行動ができなくなるということです。
行動ができなくなれば、前に進んでいかないのでビジネスが停滞していきます。ビジネスが停滞し最悪廃業をするということになっていきますので気をつけなければいけません。ここでは、僕が体験して重要だと思ったことをお伝えさせて頂きます。
ポイント
どんな職業なのか？
ビジネスをしているのであれば、自分がどんな職業なのかを考えなくてはいけません。自分がどんな職業なのか？そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、これが意外にできていない方が多いです。
自分のことは自分が一番分からないし、客観的にみることができないということです。またビジネスをしていると例えば、商品もサービスもたくさんあった方がお客様が選んでもらいやすくなるというような勘違いをしてしまいます。
これは人間真理で人は３つ以上の選択肢があるとパニックになり、選ぶことができなくなるという真理があるようです。ということは選択をさせるのも３つまでで、５つも６つもあると逆に売り上げが落ちていくという流れになることもあるので気をつけてください。
松竹梅の法則ってビジネスをしている人なら聞いたことがある人もいると思いますが、食事を食べに行った時に、
・松「２０００円ランチ」
・竹「１５００円ランチ」
・梅「１０００円ランチ」
というメニューがあれば、多くの人は真ん中の竹のランチメニューを選ぶと言われています。一番おすすめのものを真ん中に持ってくるというのも人間心理をついた方法になります。
話を戻しますが、どんな職業なのかというのと同じようにあれこれやっているから総合的なサービスをやっていますと言われても響きませんし、そういったものは大手の資本があるところに価格で負けてしまうので勝負になりません。
ということは僕の場合はコンサルティングをやっているのですが、どんなコンサルティングなのかというと個人事業主向けには「夢実現コンサルタント」として活動をしていました。
夢を叶えてくれるコンサルタントという肩書きであり、存在であるため、名刺交換をすると「僕の夢を叶えてください」というような話をいただくことが多かったです。夢を叶えるお手伝いをする仕事ってよくないですか？笑
一瞬でどんなん職業なのかわかるような「名前・肩書き・タイトル・キャッチコピー」を考える必要があることを忘れないようにしてください。
ポイント
どんな専門家なのか？
先ほどの続きになりますが、どんな専門家なのかは職業と同じぐらい重要です。僕の場合は夢を叶える専門家です（起業家の夢を叶えるという仕事です）。
あなたがスイーツのお店をやっているのであれば、どんなスイーツを販売をしているのかということになります。
例えば、みかん専門なのか、メロン専門なのか、イチゴ専門なのか？どんな専門家なのでしょうか？メロン専門のお店であれば、メロン好きにはたまらないお店ですし、メロンを使ったスイーツを食べたいという衝動にもかられます。
Google検索でも「メロン＋スイーツ＋岡山」と検索をすれば、こういった専門店って地域に少ないので検索で１ページ目にヒットしやすくなると思います。もちろん、これはリサーチをしてこの地域では「メロンで勝負ができる」という勝てる勝負にしていくためにもリサーチは事前に必須です。
この地域にはメロン専門店が３０店舗もあるとかになると、エリアにもよりますがかなり厳しい戦いになることは間違い無いでしょう。
お店がメロン専門店のスイーツ屋さんってなるとわかりやすいし、専門性もあるので集客をする時にも対策が練りやすくなります。
シンプルにわかりやすくというのはビジネスではとても大切です。説明をすればお客様は逃げていきます。納得をしてもらえればお客様はきます。
シンプルにわかりやすいというのは、専門性があることです。専門性があれば、どんな職業でどんな専門家なのかがわかり、お客様も納得してお店に行くことができます。
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自分がどんな職業なのかということは、誰が見てもわかりやすいというのは大事です。これはリアルでもそうだしネットでも同じことです。自分が困った時にGoogleを使って検索をする時には「キーワード」を入れていくと思います。
例えばうどんが食べたいと思えば、「うどん＋地域名」で検索することもあれば、「うどん＋天ぷら地域名」というようにこだわりを持って検索する人もいると思います。この検索にヒットするキーワードを意識していることがビジネスは超重要です。検索されないということは存在がないことと同じことだと思ってくださいね。
✅専門性があることで、お客様に選ばれやすくなる存在へとなれる。
✅専門性がないということわかりにくいので、集客につなげることが難しくなる。
✅わかりにくということは説明をすることになり、説明はお客様が嫌いなので客離れの原因となる。
以上の３つのポイントを意識して取り組んでみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
